出版社内容情報
誕生の瞬間，新生児の体内では呼吸・循環等胎内生活からの切替え作業が一挙に始まる．まさに革命的変化であり，生涯最大の危機の瞬間でもある．未熟児保育のパイオニアといわれ母乳哺育の推進者でもある著者が，最新の研究成果をふまえて新生児のすぐれた適応能力と未熟児保育の現状について語り，併せて現代の子育てと医療に提言する．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
2
1986年5月20日発行（1991年5月15日、第９刷）。妻が捨てようとしていたのを「救済」した一冊。発行日は長女が８ヶ月、妻が育休を取っていた頃だ。著者は母乳育児を推奨している小児科医で、当時、国立岡山病院院長。30年前、私は読まなかったが、今改めて読んでみて、胎児の頃、生まれて間もない「新生児」の頃の子どもたちのことをもっと知りたいと思った。2021/10/22
丰
0
Y-202006/05/22
