出版社内容情報
日本の石油化学工業は一九五八年に生産を開始し,六○年代に急成長を遂げ七○年にピークに達し,以後不況に見舞われている.原料をめぐる先進工業国と発展途上国の間の矛盾,環境汚染,構造改善など問題は複雑である.本書は,低成長経済下でこれらの課題に取り組む石油化学工業の姿を描き,ファインケミカルなどの可能性にも論及する.
日本の石油化学工業は一九五八年に生産を開始し,六○年代に急成長を遂げ七○年にピークに達し,以後不況に見舞われている.原料をめぐる先進工業国と発展途上国の間の矛盾,環境汚染,構造改善など問題は複雑である.本書は,低成長経済下でこれらの課題に取り組む石油化学工業の姿を描き,ファインケミカルなどの可能性にも論及する.