出版社内容情報
学問はいったい誰のものか.富国強兵の学としての官学アカデミズムに対する異議申し立てとして胎動し,大正デモクラシーの中で一気に花開いた諸学――柳田国男,伊波普猷,南方熊楠,柳宗悦,高群逸枝らの今日にもつ意義と足跡を,その主題・発想,ナショナリズムとのかかわりをも含めて明らかにし,学問のありようを問い直す.
学問はいったい誰のものか.富国強兵の学としての官学アカデミズムに対する異議申し立てとして胎動し,大正デモクラシーの中で一気に花開いた諸学――柳田国男,伊波普猷,南方熊楠,柳宗悦,高群逸枝らの今日にもつ意義と足跡を,その主題・発想,ナショナリズムとのかかわりをも含めて明らかにし,学問のありようを問い直す.