岩波新書<br> 医者と患者と病院と

岩波新書
医者と患者と病院と

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004202363
  • NDC分類 490.4

出版社内容情報

「三時間待ちの三分診療」から患者のたらい回し,薬漬けまで,医者と医療に対する不信・批判が世にあふれている.病める医療に処方箋はないのか.著者は現代医学の光と影を冷静に見きわめ,がん・心臓病など慢性病主流時代にふさわしい医療観が未確立であることを強調した上で,患者の権利の尊重と病院万能の発想からの脱却を訴える.

内容説明

「三時間待ちの三分診療」から患者のたらい回し、薬漬けまで、医者と医療に対する不信・批判が世にあふれている。病める医療に処方箋はないのか?著者は現代医学の光と影を冷静に見きわめ、がん・心臓病など慢性病主流時代にふさわしい医療観が未確立であることを強調した上で、患者の権利の尊重と病院万能の発想からの脱却を訴える。

目次

ある「医者嫌い」の言い分
病気
医者
患者
現代医学
医者への期待
患者の権利
病院
「時に癒し…」

著者等紹介

砂原茂一[スナハラシゲイチ]
1908年‐1988年。1933年東京大学医学部卒業。専攻は呼吸器病学、臨床薬理学、リハビリテーション医学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

N.Y.

4
80年代の本なので古いかなと思ったけど,さにあらず.医者と病院と患者がどうあるべきか,今と変わらない.もちろん,技術面でも考え方の面でもあれから30年なわけだから進歩しているけど,それぞれがどうあるべきかは変わらないんだなと.患者は理解する努力と学ぶことが必要.でも,病院に来る7割とかは自然治癒できる症状というのは驚き.でも,仕事があれば早く治さなきゃだから病院に行くだろうな.2014/11/01

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