岩波新書<br> 歴史的環境 - 保存と再生

岩波新書
歴史的環境 - 保存と再生

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004202165
  • NDC分類 709

出版社内容情報

都市化の波が全国をおおい,町並みをはじめ歴史的環境は次々にその姿を消してゆく.長年,環境問題と取り組んできた著者が,京都,妻籠宿,知床,鎌倉,イギリスのナショナル・トラスト運動やワルシャワ再建などの例を中心に,歴史的環境の保存と再生を軸とする生きた町づくりの実情を紹介・分析して,これからの都市と環境の問題を考える.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本命@ふまにたす

2
建造物を中心とした「歴史的環境」の保存の状況と保存への取り組みを紹介。古い本だが、豊富な事例が紹介されていて参考になる。2021/10/26

ひま

1
授業で読まされた。日本と世界の古都や遺跡、建造物などの保全と再開発について。法改正の変遷や地域のエピソードが綴られている。2010/04/20

サラ

0
レポート用。日本における歴史的環境と文化財保護の変遷と、海外の取り組みについてまとめられている。読みやすいが情報が古い(世界遺産条約批准前だし…)のが難点。2014/07/14

ksg

0
西欧におけるアメニティの思想やナショナルトラスト運動などの例を挙げ、歴史的環境の保護の重要性を問いかける。「点」としての単体建築物の保護から、「面」としてのそれを取り巻くある統一性を持つ環境の保護へという流れには納得させられた。まちづくりを考える上では「保守」だけでも「開発」だけでもいけない、場所性を根拠とした「保存的開発」こそがモダニズムを超えた日本の建築界、ないしは日本という国土全体の課題となっているのかもしれない。2012/06/26

0
Y-202002/12/24

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