出版社内容情報
母国を離れて暮す外国人は,日常どんな壁につき当り,悩んでいるだろうか.異質文化の中で経験するコミュニケーション上のつまずきは,ことばによるものばかりではない.英語圈で日本語を教えるチェコ生まれの言語学者が,今日のいわゆる外国人問題の根をさぐり,国際化時代のコミュニケーション教育はどうあるべきかを考える.
内容説明
母国を離れて暮す外国人は、日常どんな壁につき当り、悩んでいるだろうか。異質文化の中で経験するコミュニケーション上のつまずきは、ことばによるものばかりではない。英語圏で日本語を教えるチェコ生まれの言語学者が、今日のいわゆる外国人問題の根をさぐり、国際化時代のコミュニケーション教育はどうあるべきかを考える。
目次
1 外国人とは何か(さまざまな外国人;外国人はどう行動するか ほか)
2 外国人としての日本人(日本人も外国人である;コミュニケーションは文法だけではない ほか)
3 日本での外国人(「変な外人」;非言語的コミュニケーション ほか)
4 語学教育と外国人(語学教育はどんな役割を果たしてきたか;文法・翻訳教授法 ほか)
5 現代と外国人問題(人間社会の多様性;歴史が教えること ほか)
著者等紹介
ネウストプニー,J.V.[ネウストプニー,J.V.][Neustupn´y,Jir´i V´aclav]
1933年プラハ(チェコスロバキア)に生まれる。1957年カレル大学(プラハ)卒業。1960‐62年、東京大学文学部に留学。1963‐66年、東洋研究所(プラハ)所員。1966‐93年、モナシュ大学(メルボルン)日本研究部主任教授。現在、大阪大学文学部教授。専攻は言語学、コミュニケーション論
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