岩波新書<br> ことばと国家

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岩波新書
ことばと国家

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784004201755
  • NDC分類 804
  • Cコード C0280

出版社内容情報

だれしも母を選ぶことができないように,生まれてくる子どもにはことばを選ぶ権利はない.その母語が,あるものは野卑な方言とされ,あるいは権威ある国家語とされるのはなぜか.国家語成立の過程で作り出されることばの差別の諸相を明らかにし,ユダヤ人や植民地住民など,無国籍の雑種言語を母語とする人びとのたたかいを描き出す.

内容説明

だれしも母を選ぶことができないように、生まれてくる子どもにはことばを選ぶ権利はない。その母語が、あるものは野卑な方言とされ、あるいは権威ある国家語とされるのはなぜか。国家語成立の過程で作り出されることばの差別の諸相を明らかにし、ユダヤ人や植民地住民など、無国籍の雑種言語を母語とする人びとのたたかいを描き出す。

目次

1 「一つのことば」とは何か
2 母語の発見
3 俗語が文法を所有する
4 フランス革命と言語
5 母語から国家語へ
6 国語愛と外来語
7 純粋言語と雑種言語
8 国家をこえるイディシュ語
9 ピジン語・クレオール語の挑戦

著者等紹介

田中克彦[タナカカツヒコ]
1934年兵庫県に生まれる。一橋大学大学院社会学研究科修了。現在、中央大学教授、一橋大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

148
アルザス語への圧迫や琉球の罰札制度など、言葉に対する国家の統制は恐ろしい。言語の混血ともいえるクレオールへの差別も、自分が親から教わった言葉をそうされたらと想像するといかに酷いかがわかる。実は、初めの数章は、母語礼賛のように思えて素直に頷けなかった。また、中世ラテン語の文法や「文字の秘儀性」が、社会の階層化と差別を推し進めたという話も的を射ているだけに、国文科出身で文法や古典を学んできた私には辛いものがあった。が、いつのまにか、言語から付着物をはぎとって光の下に見極めるという著者の強い意志に共鳴していた。2020/05/02

kaizen@名古屋de朝活読書会

40
#説明歌 母国語は母語「不用意に繰り返し用い続けられているからである」p.41 p.s. ニューギニア、ソシュール、ラテン語、「俗語が文法を所有する」、イディッシュ語など興味をもっていたけど深めていなかったことがいっぱい。岩波新書 国語に追記。https://researchmap.jp/joexclg98-45644/2019/11/16

y_nagaura

16
言語がいかに政治的であり、国家によって規定されているかがわかり、大変興味深い。また、方言やピジン語・クレオール語など「くずれたことば」と見なされがちなことばに論理的な武器を与えてくれる「希望の書」である。これほど感動的な学術書は初めてでした。圧倒的にオススメです!2019/06/24

ハチアカデミー

13
ことばと国家は一対一では対応しない。東京語と方言のように、日本語の中でも「国」の中に複数のことばがある。ギリシャ人は、自分たちの言葉以外を話す人々を「バルバロイ(どもる者)」と呼び、交流可能な者とは見なさなかった。国という枠をこえ、ことばの壁が低くなりつつあると感じる現在でも、その「共通言語」が偏ったものであることを自覚する必要があのだろう。本書の著者は「母語」、つまり母から伝えられたことばの重要性を説く。そのことばが「国」によって「母国語」とされたときの歪み、暴力性を指摘。ことばに優劣も貴賤もないのだ。2015/03/03

どらがあんこ

11
昔外国人のことを「英語人」と読んでいたことがあった。幼い私にとって異国の人々はテレビの中で聞き取れない言語を喋る人々であった。逆にこれは日本語を話す人々は皆日本人であるというのっぺりとした認識を表している。 こういった認識のもとでは差異が簡単に差別に転じてしまう。 本書ではいかに言語がその差別のフィルターを通して見られがちであるか示しつつ、またその抑圧から解放されるためのメディアを求める人々の姿を描き出す。2018/08/08

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