内容説明
数カ国語を駆使し、古今東西の諸分野にわたる博識を誇った医史家の主著。原始・古代から現代にいたるまでの文明と病気との相互作用を壮大なスケールで論じ、病気に立ち向かう文明を世界的視野から考察する。下巻では、医学にたいする宗教、哲学、科学、文学、美術、音楽の関係をひろく論じ、人類の未来への希望を語る(全二冊)。
目次
6 病気と宗教
7 病気と哲学
8 病気と科学
9 病気と文学
10 病気と美術
11 病気と音楽
12 病気に立ち向う文明
結語
著者等紹介
松藤元[マツフジハジメ]
1910年新潟県に生まれる。1934年東京大学医学部医学科卒業。和洋女子大学教授、東京医大講師等を歴任。専攻‐労働衛生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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