岩波新書
「おかげまいり」と「ええじゃないか」

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004131120
  • NDC分類 175.8
  • Cコード C0221

出版社内容情報

「おかげまいり」は近世日本において周期的に繰り返された,伊勢神宮への集団的な巡礼運動であり,参加者はある時は二百万,ある時は五百万に達した.交通の未発達な,旅行も制限された封建の世に,なぜ「おかげまいり」やさらに幕末の「ええじゃないか」のような民衆運動が起こったのであろうか.そこに歴史を動かす底流をみる.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk

5
近世日本の民衆解放運動としてのおかげまいりとええじゃないか。日本史の隅っこに追いやられがちな論点だがなかなか面白い。2018/11/27

takao

2
ふむ2024/04/01

Raindrop

1
全編マルクス主義史観で貫徹されているうえ、イデオロギー的な記述が充満しているため、もはや役に立たない記述が非常に多いが、それでも「おかげまいり」「ええじゃないか」について多くの史料を紹介した点は重要である。著者の主張は読み飛ばして、資料集としてみるのもよいと思う。2025/05/17

わ!

1
実は、この「おかげまいり」や「ええじゃないか」は、ほとんど予備知識がなかった。…というのも、これらの出来事には、あまり資料がないのである。ちなみに「おかげまいり」とは、伊勢講と関係深いのであるが、とにかく集団で伊勢に参りに動く民衆運動である。江戸時代に七回ほど起こり、そのうちの最後の一回が「ええじゃないか」なのである。この「ええじゃないか」というのは、その名も「ええじゃないか」というタイトルで映画になったこともあるから、ご存知の方も多いかもしれない。2013/09/06

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