出版社内容情報
ヨーロッパ文化の底流には,ギリシアの思想とならんでユダヤの宗教が遺産として宿っている.キリスト教の母胎となったユダヤ教の特質を述べるとともに,ユダヤ人がなぜ「祖国なき民」として迫害されなければならなかったか,また,そうしたなかで,ユダヤ教が,この民族の精神の支えとしてどういう役割を果してきたかを明らかにする.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
11
なぜか本棚にあったんだけどどこから貰ってきたのだろうか…「権力と栄光」からの流れで読了。旧約の内容からキリスト教に至る概説書は何冊も読んだけど、これはユダヤ教が、ユダヤ民族がいかに残り続けたかという内容である。キリスト教の歴史とは逆の方向から見ることが出来た。2021/02/01
本命@ふまにたす
2
ユダヤ教、ユダヤ人の歴史を近代までたどる。キリスト教との関係性などにも触れていて興味深かったが、いかんせん翻訳がこなれていない感じがするのが気になった。2021/07/06
belly
2
特定の宗教を持っていない私には理解できない部分が多かったが、キリスト教とユダヤ教は似て非なるものだということは分かった。根っこは同じなのに、不思議。それを言うならイスラム教もか。2010/10/14
nobu
0
★★2012/01/10
aki
0
ユダヤの精神史に焦点をあてた本。ユダヤ教がイエスを待たず、普遍宗教への歩みを開始していたという視点がおもしろい。ただ、結局、普遍宗教とはならず、閉じられた宗教で終わってしまった。本筋とは、あまり関係ないが、著者は新教徒だというのに、イエスに対するパリサイ派の反応として「町の女とローマの進駐軍兵士の間にできた不義の子イエス、いやしい家柄の出であるキリストは、ペテン師にすぎず」(99ページ)と書いてあるのには、びっくりした。「処女懐胎」はありえぬとは思うが、いまさら、それを否定したところで何か生まれるのか。2026/04/27
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