出版社内容情報
死ねば戒名をもらい,葬儀や法事は仏式で営まれることが多い.私たちの生活の中に仏教は広く深く入りこんでいる.それでいて,私たちは,仏教についてどれほど知っているだろうか.仏教を生んだインドの精神風土,仏陀とその弟子たちの生活と思想を明らかにし,その後の流れの根源と展開を追って,仏教理解に必要な基礎知識を提供する.
内容説明
死ねば戒名をもらい、葬儀や法事は仏式で営まれることが多い。私たちの生活の中に仏教は広く深く入りこんでいる。それでいて、私たちは、仏教についてどれほど知っているだろうか。仏教を生んだインドの精神風土、仏陀とその弟子たちの生活と思想を明らかにし、その後の流れの根源と展開を追って、仏教理解に必要な基礎知識を提供する。
目次
1 仏教へのアプローチ
2 仏陀とは何か
3 仏陀以前のインド
4 仏陀の生涯
5 仏陀の弟子たち―出家と在家
6 聖典の成立―アショーカ王の前と後
7 仏陀の理想をめざして―ボサツの道
8 仏陀の慈悲を求めて―信仰の道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
31
渡辺照宏先生(~1977)による『仏教』は1956年に刊行された。この第二版も第一刷が発行されたのは1974年と古いが、元々「専門学者の批判に耐え得る水準を保ち、学問的に責任を持てることしか書かない」という志のもと「原典の存在するものは、すべて第一資料から直接翻訳し、原典がないものについては、漢訳およびチベット語訳の両方を読んでから訳した」というものを、その後、主としてヨーロッパで著しく進歩した新しい研究に応じて、新しい構想をもとに起稿した、というだけあって、私にとっては、新しい発見が多く理解が深まった。2019/03/31
sheemer
18
仏教が何かを新書一冊で語り尽くすことはできないが、全体としてどういう範囲に目をやる必要があるかを検討し、それらについて簡潔にまとめた本。学問的アプローチ方法、仏陀、仏陀以前のインド、仏陀の生涯、仏陀の弟子、教典と理想、信仰の中の慈悲について、特定の宗派に偏ることなく、全体像を示そうとしている。仏教を知る入口にあって、大体どんな範囲をカバーすべきか、ポイントはどこかを示してくれる良書と思う。もちろんこれだけで仏教学が終わるわけではないが。2026/01/28
なの
16
仏教を知りたい、と常々考えている中で読みました。前半は引き込まれましたが、後半は付いていけなくなった・・。 インドと東アジアでは、考え方が異なる点を知ることができた。話の中に普通に神や悪魔が出てくるけど、どう解釈すればいいのかなぁ? もう少し入門を読むかな。2019/10/14
かば
12
仏教のいろはがコンパクトに纏められた良書。2020/05/26
yamahiko
11
仏教の原点に立ち返り、本質を分かりやすく説いてくれています。ここに帰ってくれば良いと言ってもらえる、信頼できる良書だと感じました。2017/06/17




