出版社内容情報
どんな思想的立場に立つにしても,私たちは近代の再認識という課題をもたずに前進することはできない.そのさい,私たちが避けて通ることのできない巨大な思想家・文学者――それがルソーだ.主権在民,平等,革命,教育,告白小説等,ルソーが投げかけた問題は大きい.その問題の本質と背後にある彼の人生を浮き彫りにする.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっきー
11
⭐4 再読、先日告白を読んだ際、著作の内容も知りたかったのだがほとんど記述が無かった、だがこの本で一通りの著作も分かったし略歴みたいなものも読めたしで良くまとまっていた、日本でも自由民権運動の中心的思想でありその理論的参謀長が東洋のルソーと呼ばれる中江兆民だった、またフランス革命以降、世界中の植民地解放運動に影響を与えたらしい、トルストイにも影響を与えたがドストエフスキーは自然人は気に入らなかったらしくその辺りを知りたいと思った2024/08/08
takao
4
ふむ2024/05/21
うえ
2
「ルソーは人民の弱点を補強し,国家の団結をささえるものとして二つの制度を考えた。その一つが立法者であり,いま一つは「市民宗教」であった」「それらをあらかじめすべて知り,同時になんらの野心ももたない神のような「立法者」が必要となる。立法者はいわば民主国家の精神的支柱である」「ルソーの政治論は,当面いかなる国に適用できるかという問題をはなれて,政治制度の基本原理を抽象的なかたちで述べたものだといえる。実際に行いうるかどうかは,始めから問題にしていないといわねばならない」2014/06/13
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