出版社内容情報
たんなるドイツ文学史に留まらず,個々の文学作品に即しつつドイツ文学の性格とゲルマン的精神の本質に迫ろうとした本書は,刊行以来三十年にわたって数多くの読者に深い感銘を与えてきた.そして東西ドイツの統一という新しい時代を迎えたいま,戦後文学を詳述する一章を加え,同時代の文学史として読者の要望に応えうる内容とした.
内容説明
たんなる文学史に留まらず、ドイツ文学のなかのゲルマン的精神に迫ろうとした本書は、刊行以来多くの読者に深い感銘を与えてきた。そしてドイツ統一という新しい時代を迎えたいま、戦後文学を詳述する一章を加えて同時代の文学史として読者の要望に応えうる内容とした。
目次
1 中世期
2 近代文学への胎動
3 17世紀
4 啓蒙主義とレッシング
5 シュトゥルム・ウント・ドラングの地盤
6 ゲーテ
7 シラー
8 古典主義とロマン主義のあいだ
9 ロマン主義
10 写実主義の時代
11 自然主義から第二次世界大戦まで
12 第二次世界大戦以後