岩波文庫<br> 理論経済学の本質と主要内容〈下〉

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岩波文庫
理論経済学の本質と主要内容〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 509p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003414767
  • NDC分類 331.72
  • Cコード C0300

出版社内容情報

ケインズとともに「近代経済学の二大巨人」と並び称される著者(一八八三―一九五〇)の最初の主著.ワルラスの一般均衡理論を柱とし,静学・動学の区分,帰属問題,価格理論,分配理論,貨幣理論,変化法,利子理論など,この分野の中心問題すべてに触れて静学理論の性質と限界を究明,精密科学としての経済学の基礎を明らかにする.

内容説明

著者は、経済諸現象の背後に潜む本質的な要素を、透徹した分析のメスをもって大胆かつ徹底的に解明してゆく。本書を読む者は、年若き天才的経済学者の脈々たる熱情と真摯とを感じとるだろう。本巻では分配理論、変化法を論じた後、理論経済学について総括的批判がなされる。『経済発展の理論』『経済学史』と並んで三部作をなす。

目次

第3部 分配理論(所得―総論;賃金理論;地代の理論;第三の静学的所得部門について;企業者利潤の理論について)
第4部 変化法(総論;例説)
第5部 理論経済学の本質、認識価値および発展可能性の判定に関して、上述の所説から導かれる帰結の要約(精密経済学の性質または本質;純粋経済学の価値;経済学の限界と欠陥とに関する再論;改革および改革の努力について;理論経済学の発展可能性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

home alone

1
四章に若干静学の解説、具体例あった。だけど、全体的には静学の重要性、浄化に主眼が置かれている。動学への発展も示唆している。最後の方。「経済発展の理論」はイノベーション理論で動学の方向が深められてる気配。(読んでない)「発展」は経済学の理論ぽくて面白そう。こっちの「本質」はメタ理論(基礎理論も)ぽいから経済学の理論ではあまりなかった2012/12/02

かんちゃん

0
分配理論。変化法。理論経済学の発展可能性。 静学経済学とはなんぞや。2020/06/02

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