岩波文庫<br> 婦人論 〈上巻〉 (改訳〔版〕)

岩波文庫
婦人論 〈上巻〉 (改訳〔版〕)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 420p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003413210
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0136

出版社内容情報

本書はベーベルが社会主義者としての学問的努力をすべてここに集中したといわれる『婦人と社会主義』の完訳である.一八七九年,「社会主義鎮圧令」下のドイツで秘密出版されるや,忽ち二十数版を重ね,いまでは婦人論の古典的名著として,また社会主義の入門書として,十数か国で訳され,世界中にその読者をもっている.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

8
女性の手でなく、男性ベーベルの手によって書かれたことに意味がある。1879年初出。女性ではなく婦人だからな。傍点箇所で、母権施行は共産制と万人平等を、父権勃興は私有財産制の支配、女性の抑圧と隷従(52頁)。一人が市民的社会で心地よく生活することのできるためには、他の20人は不自由を忍ばねばならない」(153頁)。上中流では金銭か、身分結婚(172頁)。気になったのは、結婚はメダルの表面、売春は裏面(236頁)。この認識は間違っている。現代では怒られるだろう。2013/08/09

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