出版社内容情報
繊細で優しい心情と祖国に対する深い愛情をもちながら，偶像を排し，唯一の神に対する絶対の貞潔をきびしく人びとに求めたため迫害を受けたエレミヤは，苦悩する預言者という名に適わしい人であった．人びとを愛するがゆえに民の堕落には神罰の下らんことを求め，祖国の滅亡を預言し，その終末を身をもって体験する．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
讃壽鐵朗
3
イスラエルとバビロニアの関係がよく分かった2015/11/09
Tonex
1
解説のみ読む。「エレミヤは預言者イザヤなどとは対蹠的に、限りなくやさしく、純粋な、乙女の如き心情の人であった。」とのこと。2013/08/13
