岩波文庫<br> ギリシア哲学者列伝〈中〉

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岩波文庫
ギリシア哲学者列伝〈中〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003366325
  • NDC分類 131.028
  • Cコード C0110

出版社内容情報

原題は「哲学において著名な人々の生涯およびその学説」といい,全部で八十二人の哲学者をとり上げる.ソクラテス,プラトン,アリストテレス,ピュタゴラス,エピクロスなどが登場.この種の文献のうち現存最古の貴重な史料であるとともに,ふんだんにちりばめられたエピソードが無類の読み物となっている.

内容説明

古代ギリシアの著名な哲学者82人の生涯と学説。本巻にはアリストテレス、ディオゲネス、ゼノンなど22人が登場する。ふんだんにちりばめられた挿話と「ことば」が断然面白い。「教養は順境にあっては飾りであり,逆境にあっては避難所である」「幾人も友人をもっている人には一人の友もいない」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

113
ちょうど論理学の本を読んでいたので、本巻はグッドタイミングであった。というのも、本書は、アリストテレスからはじまる。広義の意味におけるスコラ派と呼ばれる哲学者の紹介が中心であり、彼らが思考したスコラ哲学が、かなりのページをさいて紹介されているからである。アリストテレスは、『百科事典の父』と称されるほどの分類魔。彼のあとに続く哲学者は、それぞれの道を志向する。たとえば倫理学や論理学。天文学から幾何学と多岐にわたって枝分かれしていくからである。その中で、ディオゲネスは異彩を放っていて、とても興味深い人物だ。2015/03/21

南北

49
アリストテレスとその後継者たち、ディオゲネスなどの犬儒派、ゼノンなどのストア派の事績だが、哲学者たちの言葉でなるほどと思えたのはアリストテレスだけで、分量としては多いディオゲネスとゼノンの挿話は変な人たちとしか思えなかった。ルキアノスの「空飛ぶメニッポス」に登場するメニッポスも掲載されているが、日歩で金貸しをしていたという意外な一面が見られたのは楽しく読めた。2022/02/24

逆丸カツハ

33
ディオゲネスの逸話は結構嘘が混じっているそうだけれども、こんなふうに生きれたらいいなぁと思う。きっとディオゲネスは家と公職を失うことで、逆説的に本当にこの世界を生きれた人なのだと思うから。パレーシアの勇気が欲しい。。2024/08/29

壱萬参仟縁

18
アリストテレスの章。希望とは「目覚めている者が見ている夢」(26頁)。逆説的だが、夢や希望なくして人間は目標も立てられない。「人生の究極目的の一つは、全うされた生涯のなかで徳を現実に活用していること」(40頁)。徳の大切さ。アンティステネスの章。いろいろと学ぶことがあるなかで、いちばん必要なこととして、「学んだことを忘れないようにすることだよ」(114頁)と。僕は記憶力はよくないので覚書が肝要。ゼノンの章。「健康は、理性によって洞察されて存在している節制に伴いながら、これと同じ領域に生じる」(276頁)。2013/10/14

どら猫さとっち

14
クセもの揃いのギリシア哲学者たちの、面白エピソード満載の列伝の第2巻。アリストテレスからクリュシッポスまでを収録。アリストテレスは、ギリシア哲学にはなくてはならない存在で、「二コマコス倫理学」を記している。いずれは読みたいが、本書を読み終えたら買うかも。「教養は、順境にあっては飾りであり、逆境にあつめは避難所である」は金言。本来はそんなものでも、侮ってはいけないのだ。2025/01/12

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