岩波文庫リクエスト復刊<br> 数理哲学序説

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岩波文庫リクエスト復刊
数理哲学序説

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  • サイズ 文庫判/高さ 16cm
  • 商品コード 9784003364918
  • NDC分類 410.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

20世紀の偉大な頭脳――数学者,哲学者,社会思想家ラッセル(1872‐1970)の名著.数学の概念はすべて論理学の基本概念で定義され,数学の命題はすべて論理学の基本命題から演繹されるとする,数学基礎論における論理主義の立場から書かれたもので,数理哲学のすぐれた入門書.第1次世界大戦の末期,反戦のために囚われた獄中で書かれた.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

10
よくわからなかった部分が多かったですが、演繹の理論と乗法の公理と不並立性と演繹の理論は面白かったです。2020/07/23

まるめろ

5
数の使用方法ではなく、数やそれに纏わる定義そのものについて解説されている。数学がとても苦手な私には非常に難しかったが、その分まず触れない内容であるため面白かった。とはいえ理解できたのはごく僅かな部分だけだが。もう少し数学について知っているとより面白く読めたのではないかと思う。2020/05/10

ヒダン

3
数学と論理学の基礎的なことについてのラッセルの著書。偉大な数学者がどのようなことを考えていたのかを触れることができてうれしい。しかし旧字体の漢字ばかりで日本語の本として読めないくらい苦労した。2013/07/04

T. Tokunaga

2
集合論は「不十分」と但し書きがあったので精読できていないが、数の定義や数学的帰納法から、領域・逆領域、順列(遺伝的な後裔として考える)、相似と構造、関係数(たとえば指数など、基数の集合の総数)、極限、乗法の公理(乗法には項xのみを逆領域とする項がある)、命題関数(ある不定の項を満たすと命題ができ、真か偽で判定できる)、論理学の現実性(存在しないものの命題は関数にならない)まで、文系でも概観できるという素晴らしい本。2023/03/10

ryota

1
理解度は6〜7割。20世紀なぜ集合論が数学に入ってきたのかが大まかに分かる。数学がそもそも何を表しているかについてここまで原点から考えて分かりやすく語った人はラッセル以外にそうはいなさそう。理系の教養には文句なく、文系にも恐らく重要な本だと思うから、ぜひ現代の漢字に書き直して出版して欲しい。2014/12/07

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