出版社内容情報
「絵画には規範は存在しない」--国王寵愛の画家として頂点を極めたゴヤ。だが病に聴力を失い、革命と戦争に亡命を余儀なくされる。《裸のマハ》他の衝撃的な作品を次々に描いた画家は、近代へと向かう激流のなかで、何を求めたのか。ゴヤ全生涯の手紙は、無類の肖像画家が遺した、文章による優れた自画像である。(全二冊)
内容説明
「絵画には規範は存在しない」―国王寵愛の画家として頂点を極めたゴヤ。だが病に聴力を失い、革命と戦争に亡命を余儀なくされる。近代へと向かう激流の中で、画家は何を求めたか。ゴヤ全生涯の手紙は、無類の肖像画家が遺した、文章による優れた自画像である。
目次
5 精神と肉体の危機を超えて 一七八九‐一七九四年
6 画壇の頂点に立つ―成熟する絵画と批判精神 一七九四‐一八〇八年
7 戦争と革命、迫害、そして亡命へ 一八〇八‐一八二八年
その後のゴヤ家・レオカディア家、そして家系断絶