岩波文庫<br> シルクロード 〈下〉

岩波文庫
シルクロード 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003345221
  • NDC分類 292.28

出版社内容情報

かつての隊商の道シルクロードを現代の自動車道路に! 建設ルート調査のため,スウェーデンの探検家ヘディン(一八六五‐一九五二)は一九三三年,時あたかも戦乱にあけくれる中央アジアに向けて旅立った.古代シルクロードの自然や風物を美しく描く,ヘディン最後の大旅行の記録.原書の写真・スケッチはすべて収録した.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シンドバッド

5
著者の特長ではあるものの、淡々とした、記録。 読む方も、不思議なもので、淡々と読んでしまった。2013/05/17

ホレイシア

3
この頃に読みあさった本から得た地理の知識が、ミステリーを読むのに役立ったりしている(笑)。

Като́н

1
複雑怪奇な理由で簡単に降りるはずの許可が出ず、時間を空費するというのはいつの時代の辺境にもありがちな話。張騫はもっと乱暴な手段で十年間捕まったのだから。馬仲英、段祺瑞、盛世才、金樹仁、黄慕松、林鼎山と様々な名前が出てくる。大雑把にしか把握していない新疆史について、簡単明瞭にまとめた本が読みたい。2025/02/08

Kaname Funakoshi

1
ヘディンによる中国奥地の自動車による探検の後編。軟禁されたウルムチをなんとか離脱して、道路未整備のゴビ砂漠を自動車で測量しながら牛歩の歩みの帰路。ただし描かれる景色が美しくて旅行に行きたくなってしまう2020/09/30

azuemu

0
下巻の前半分はウルムチでの軟禁生活。旅券とガソリンの手配を先延ばしされ続け足止めされる。ようやく解放されてからはまた旅情感あふれる筆致に。読んでいて多くの知見を得られました。19章「シルクロード」は探検記を一旦おいて交易路の歴史と地理についてまとめてくれている。基本的なことがここで大いに知れたのはよかった。漠然としたイメージが随分と自分の中で解像度が上がった感覚があるので、実に有意義な読書体験でした。2025/09/02

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