出版社内容情報
ドイツのプロテスタント神学者,文化哲学者トレルチの代表的論文『ルネサンスと宗教改革』『啓蒙主義』『プロテスタンティズムと文化との関係』の三編を収録.宗教改革によってもたらされる西欧の「近代」の意味を追求し,その歴史的把握の一典型を明快に示す.キリスト教の絶対性を否定するその論旨は当時多くの議論をまき起した.
内容説明
ドイツのプロテスタント神学者、文学哲学者トレルチの代表的論文「ルネサンスと宗教改革」「啓蒙主義」「プロテスタンティズムと文化との関係」の3篇を収録。宗教改革によってもたらされる西欧の「近代」の意味を追求し、その歴史的把握の一典型を明快に示す。キリスト教の絶対性を否定するその論旨は当時多くの議論をまき起した。
目次
1 ルネサンスと宗教改革
2 啓蒙主義(序説―啓蒙主義の本質;政治的、経済的、社会的発展;新興諸科学と哲学;新しい文学;国家生活および教育制度の実践的諸改革;啓蒙主義の神学;啓蒙主義衰退の諸原因)
3 プロテスタンティズムと文化との関係(プロテスタンティズムはプロテスタント諸国民にとって一般にどういう文化的意義をもっているか;別してプロテスタント的なる文化の創造)