出版社内容情報
鈴木正三(1579‐1655)は,関が原,大坂の陣に武功あり,出家しては臨済,曹洞いずれにも属さず,独自の風を樹て正三禅と称せられる.武人にして高僧,道心深く,生涯に多くの著作あり衆を導く.その正三没後間もなく,遺風を慕って弟子恵中がまとめた師の身辺見聞記が本書である.方言,俗語を駆使し,あたかも正三が現前する如くその言行を活写する.
鈴木正三(1579‐1655)は,関が原,大坂の陣に武功あり,出家しては臨済,曹洞いずれにも属さず,独自の風を樹て正三禅と称せられる.武人にして高僧,道心深く,生涯に多くの著作あり衆を導く.その正三没後間もなく,遺風を慕って弟子恵中がまとめた師の身辺見聞記が本書である.方言,俗語を駆使し,あたかも正三が現前する如くその言行を活写する.