岩波文庫<br> 史記列伝 〈3〉

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岩波文庫
史記列伝 〈3〉

  • 司馬遷/小川環樹
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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p
  • 商品コード 9784003321430
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C0100

出版社内容情報

中国最初の史書『史記』の最後にこの七十の列伝が置かれている.宰相,武将,循吏,酷吏,刺客,侠客,素封家等,司馬遷は貴賤を問わず「正義を保持し,ひとに屈せず,機を失わずして世にあらわれた人々」をとりあげ,それぞれにしたたかなこれらの人間の生きざまを,躍動する筆致で描き,史記の全体世界像を構成する.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

6 - hey

6
韓信の話がやはり一番面白い。不遇の青年時代がなんとも…。青年時代の自分を馬鹿にした人たちに偉くなってから施しを与える場面は考えさせられる。2013/07/07

sonohey

3
「まったく、すぐれた人物は、その死がいかに重要であるか 、をよく認識している。……一時の激情にかられて自殺するのは、真に勇気があるからではない。それまでやってきた自分の企てが、そこで失敗してもう取り返しがつかなくなった、と思いこんでの結果にすぎない。」司馬遷は単に自殺を否定しているのではなく、志半ばで死ぬことを恐れていたと思われる。すべての名誉を失っても、自らの名を文字通り歴史に刻むことこそが彼のプライドであり、卓越した知識と執念は今なおその命脈を保つ。2019/04/06

綾野理瀬(Ayano Lise)

3
呉楚七国の乱、韓安国の失意の死まで。だんだんと時代が下り、昔の伝説的「賢者」、「名君」は姿を消し、司馬遷の同時代人の逸話が多くなるので、彼の筆も冴え渡る。韓安国と獄卒の、灰にまつわるやり取りは、後世の漢詩にもよく典故として登場するのでなじみ深い(失脚・不遇の詩人の詩にはほんとうによく出る)。呉楚七国の乱は、世界史の教科書ではさらりとしか扱われなかった記憶があるが、これは面白かった。謀叛の相というのは観相学でいうとどんな容貌なのか。何かの骨格でしょうね。太后の御簾政治の厄もすごい。西太后もびっくりである。2017/11/09

midorikawa-e

3
メモ:漢初から呉楚七国の乱辺りまで。2016/03/01

にゃん吉

2
三巻は、高祖とともに漢王朝を興した功臣、王朝創建後の功臣、皇帝一門の話。種々の事績が叙述されますが、あわせて、韓信他の、かつての股肱の臣が粛清される様、野心や不信が募っての一門、諸侯の内乱といった殺伐とした話が並びます。権勢を誇った人々も、皇帝、太后の猜疑心や、不興を買ったりとか、人臣間の讒言、私怨、権力闘争等々の事情により失脚したり、運よく官位が世襲されても、何代も続かず取り潰される様は、春秋・戦国の世が終わっても、人の営みは変わらずという印象。栄枯盛衰、諸行無常という感慨が深くありました 2023/03/30

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