出版社内容情報
文学の歴史を通じ我が国国民思想の流れとその展開の全体像をとらえようとする雄大な試みで,津田(1873‐1961)史学の主脈のひとつ.個々の事象をただ平板に羅列記述するありきたりの文学史とは根本的に異なり,国民実生活の状態とその心的側面たる文学が互いにどう関わり合いつつ生成発展してゆくかをダイナミックに記述.初版本による.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
42
武士という専門軍人の一団を特に尊重して、遊民的生活をさせ、民の力で養うという根本の制度が、政府、農民をも、武士自身をも困窮させ、武士の面目を失はせるのである(58頁)。結局、社会として総崩れ。学問は私塾で、中心は京都(97頁)。学問が民間の私塾から出たのみならず、学者もまた多くは平民(98頁)。如何なる場合にも過去の文化の要素は現在の生活に潜在するものであるから、外国文化の学習は決して国民生活を過去から切り離すものでは無い(114頁)。2017/03/17
YY
1
西鶴はいい、と。でも民衆を相手にするから俗っぽい。俳句にも新しい趣味。商・工が新しい文化を生む。2012/09/12
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