出版社内容情報
名著『貧乏物語』の著者として名高いマルクス主義経済学者,河上肇(一八七九―一九四八)の代表的な評論・エッセイ等17篇を精選した評論集.河上の多岐にわたる論稿から,文明論をはじめ,農業問題,婦人問題,労働運動,宗教などを論じた評論に,櫛田民蔵・河上秀宛書簡や全集未収録の「教育家の社会的待遇」を加え,河上の思索の歩みを明らかにした.
名著『貧乏物語』の著者として名高いマルクス主義経済学者,河上肇(一八七九―一九四八)の代表的な評論・エッセイ等17篇を精選した評論集.河上の多岐にわたる論稿から,文明論をはじめ,農業問題,婦人問題,労働運動,宗教などを論じた評論に,櫛田民蔵・河上秀宛書簡や全集未収録の「教育家の社会的待遇」を加え,河上の思索の歩みを明らかにした.