出版社内容情報
卓越した政治手腕をもって崩壊直前の徳川幕府に重きをなし,維新後は海軍卿・枢密顧問官として明治新政府に参与した海舟(一八二三‐九九)が,その五十年に及ぶ政治生活をふりかえって語る体験談.歴史的証言として貴重なことはもちろん,筆録者巌本の筆は海舟の語り口を巧みにうつし,魅力あふれる人柄をいきいきと伝える.
内容説明
卓越した政治手腕をもって崩壊直前の徳川幕府に重きをなし、維新後は海軍卿、枢密顧問官として明治新政府に参与した勝海舟が、その50年に及ぶ政治生活をふりかえって語る幕末明治の体験談。歴史的証言として貴重なことはもちろん、筆録者巌本の筆は海舟の語り口を巧みにうつし、魅力あふれる人柄をいきいきと伝える。読みやすい新訂版。
目次
先生を失うの歎き
陳言
氷川のおとずれ
清話のしらべ(明治三十二年一月十四日最終訪問の記;明治三十二年一月二日;明治三十一年十二月二十日;明治三十一年十一月三十日;明治三十一年十一月十日 ほか)
1 ~ 1件/全1件