出版社内容情報
北アフリカに漂着したティランは一時囚われの身となるも、やがて武将として頭角をあらわし、ついにはイスラム教国を軍事的に征服したばかりかキリスト教に改宗させることに成功し、ギリシャ帝国へ帰還する。帝国軍の総大将となり、皇帝から想い姫カルマジーナとの正式の結婚を許されたティランだが、好事魔多し……。(全四冊完結)
内容説明
北アフリカでティランは囚われの身となるも、ついにはイスラム教国を軍事的に征服したばかりかキリスト教に改宗させることに成功する。そして、ギリシャ帝国への帰途につき、想い姫とめでたく婚約したのだが、好事魔多し…。騎士道小説の金字塔、全四冊完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
103
北アフリカに漂着したティランは囚われの身から栄転してイスラム教国を制圧し、ギリシャ帝国へ帰還する。同じく奴隷から王妃まで成り上がるプラエールも影の主役とも言え、全編の中でも特に魅力的な女性だ。キリスト教への改宗劇など展開は一転して極めて勢い重視。何より読者を唖然とさせるのはティランを永遠の騎士たらしめる呆気ない結末。卒倒とショック死が続出するなど周囲の反応も大仰な演出が施されている。在りし頃のギリシャ帝国に想いを馳せ、完璧な騎士道に憧れる著者の儚い夢想、それは「まさに楽しみの宝庫、気晴らしの鉱脈」だった。2018/09/18
えふのらん
4
打ち切り同然の結末が意外だった。ティランは病死、それにあてられて皇女と皇帝は憤死、後継者のイポリトは三巻で不倫関係にあった皇后と結ばれて皇帝に即位。イポリトは有能なのでティランの二の舞になるのは目に見えているが、そこに足を延ばさずに物語が終わっているのも良い。四冊すべてがティランの単純な戦術と天から降ってきた連戦連勝とありがたいお説教で占められていたから、やっと終わってくれたという気持ちも強い。エンターテイメントとしてはライトノベルに劣り歴史資料としてはくど過ぎる。同時代的な感覚を要求されるきつい本だっ2022/10/23
gibbelin
4
カタルーニャは独立するかな。2017/10/08




