出版社内容情報
地中海を舞台に暗躍する美人スパイのフレーヤ.海に生きるスペイン船長ウリセス.ふたりは恋の渦のなかにおし流されて情痴の絵巻をくり広げてゆく.その間に,ドイツ潜航艇の活躍,マルセーユでの乱闘,フレーヤの逮捕などがあり,スリルにも富んだ映画的構成をもつ小説である.全体を通じて地中海の美しさがたえず讃えられている.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gladcolza Bambootail
0
文章古めかしいけど面白さでカバーできる感じの海洋冒険小説でした。恋と陰謀と戦争と船とよく日に焼けた海の男どもががっつり上下二巻に詰った良書。冒険小説好きなら一度読むべき、船舶好きの人は二度読むべき、スペイン好きなら三度読むべき。個人的にまいまいつぶろのじいちゃん好きでした……(ほろり)
びーちゃん
0
第一次世界大戦時。主に地中海を舞台とした海洋冒険小説。評価22011/08/03
J_L_B_459
0
ここまでが導入部のよう。海、特に地中海への讃歌が美しい。日本への言及が幾つかある。2018/11/03
-
- 和書
- 庭球大学