出版社内容情報
自然のままに絶海の孤島で生い育ったポオルとヴィルジニイに恋は芽生えた．しかし運命はふたりをひき離し，やがて再びふたりを近づけるかに見えたが，無情な海は彼の眼前で彼女を波間に奪い去った．ナポレオンさえこれを読んで涙を流したという．フランス・ロマン派の先駆者となった作者（1737‐1814）の代表作である．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伊野
0
ネタバレ。植民地の島にユートピア幻想を重ね、限定された「小さな社会」の中ではぐくまれる美徳と愛。読む度に、船が沈んで欲しくないなーとつい考えてしまいそう。旧字体が読み辛い。「廳」、「中墻」初めてみたよこんな漢字。2011/05/05
丰
0
Y-112000/10/12
