出版社内容情報
二○世紀の最もアクチュアルな思想家,抜群の感受性と批評精神をあわせもつ文学者,繊細なきらめきに満ちた散文の書き手……いま最も注目をあつめるヴァルター・ベンヤミン(一八九二―一九四〇)の多岐にわたる仕事のなかから「翻訳者の課題」「認識批判的序説」「一方通交路」「ベルリンの幼年時代」など,亡命以前の主要な諸篇を収める.
内容説明
20世紀の最もアクチュアルな思想家、抜群の感受性と批評精神をあわせもつ文学者、繊細なきらめきに満ちた散文の書き手…。いま最も注目をあつめるヴァルター・ベンヤミンの多岐にわたる仕事のなかから、「翻訳者の課題」「認識批判的序説」「一方通交路」「ベルリンの幼年時代」など、ベルリン時代の主要な諸篇を収めた。
目次
運命と性格
暴力批判論
翻訳者の課題
雑誌『新しい天使』の予告
認識批判的序説
一方通交路(抄)
シュルレアリスム
ベルト・ブレヒト
破壊的性格
文学史と文芸学
1900年前後のベルリンの幼年時代(抄)