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岩波文庫
四つの四重奏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003225837
  • NDC分類 931
  • Cコード C0198

内容説明

『荒地』を発表した後、1927年にエリオットはアングロ・カトリックに改宗し、次第に宗教色を前面に出し始めるようになった。それはモダニズムからの“後退”だったのか、それとも“円熟”だったのか。「空ろな人間たち」から『灰の水曜日』、そして『四つの四重奏』へと至る後期の詩作の歩みを、詳細な訳注とともにたどる。

目次

『詩集(一九〇九‐一九二五年)』より(空ろな人間たち)
『灰の水曜日』
『四つの四重奏』(バーント・ノートン;イースト・コウカー;ドライ・サルヴェイジズ;リトル・ギディング)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

絹恵

37
全て、待つことで解決したり獲得出来たりするのなら、モデラートの日々も自身の永遠さえも捧げることが出来るのだと思います。でも越えられない距離を、越えるのではなく埋めようとする姿勢にこそ、魂から訴えた思いの深さ/全てが宿っています。だから例え明日からは会えなくても、会えた時間は消えず、そんな消えない時間を携えて四季を巡り終わりという始まりを迎えに行きます。2014/12/07

34

17
カフカは自分が本を読むのはこころの底の氷塊を割る斧を求めてのことだといっている。粉々に打ち砕かれた。2019/03/13

マウリツィウス

16
エリオットの宇宙観は四大エレメントにより構成される。実際においてダンテ論を踏襲した四重奏はカトリックを原義通りに正統と解釈した詩才、新約聖書の提示した黙示録とはエゼキエル書とのリンクで初めて意味を成す。この編曲はまさに旧約時代を動物という偶像に執着する負の歴史と一蹴し新約聖書の後継たる立場を同時に提起する。ボルヘスらポストモダンが無神論に支配されるなか荒地の続編はキリスト教への合理的・検証的理論を尊重することで文学の使命を再認識、不完全の要因をこの場で埋めた。シェイクスピアは英国幻想神話へと追放される。2013/05/06

ワッピー

5
本来、この程度の理解でレビューを書いていいものなのか怪しいけれど・・・詩に形成されたエリオットの思索は、宗教、歴史、エリオット自身の体験と魂でできていることは解説で理解しました。多くのイメージのうえに空間・時間の別次元の幾層もの連想が重なったこの作品は、読む人のレベルによって与えてくれるものも違うと感じますが、散文的なワッピーには、このような高尚かつ難解な詩は一読では歯が立たなかったことを白状します。2014/10/06

ラウリスタ~

5
エリオットの詩を読むことはどうやら難しいようだ。1時間半ほどで読めてしまうが、それを感じることはできていない。そもそも翻訳で詩を読むことなんて無理に決まっているという絶望感すら感じる。英語とフランス語ならなんとかなるけど、他の言語の詩を読むためにはどうすればいいのだろう。 ただ、無理やり感想をひねり出すなら、宗教に捕らわれずに宗教的求道の道を行く(少なくとも詩から感じるには)エリオットの、パスカルっぽさは気に入った。2011/06/11

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