出版社内容情報
「まじめな人のための不まじめな戯曲」のサブタイトルをもつこの笑劇は,赤ん坊のとき原稿用紙とまちがえられたためみなし子になったジャックという青年が,架空の人物アーネストになりすましてひき起こす,たいへんこんぐらかったストーリーの,しゃれたお話である.数多くのファース(笑劇)の中でも特におもしろい作品とされている.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
名言紹介屋ぼんぷ
10
『ピアノにかけては感情が僕の強味さ。 技術は世渡りに取っておくんだ』2023/03/07
takeakisky
0
三幕喜劇。こんなオスカー・ワイルドは読んだことがないのでびっくりした。大事なのはアーネストであること。タイトルからして駄洒落だ。失礼、地口。ところどころ譯者苦心の言葉遊びは飜譯では厳しいけれど、身分、都会と田舎、若者たちと親世代のギャップ、出生の秘密などなど、これでもかと詰め込んでみせるワイルドのサービスで愉しませてもらった。大らかな気分で。あっという間の幕。2024/04/13
まろ
0
面白すぎる、ワイルド天才過ぎる。2024/01/04
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