出版社内容情報
しあわせはやって来るものではなく、種を大切に育てて花を咲かせるようなもの。この本からあなたのしあわせの種を見つけてください。
内容説明
自分で選んだ種を、自分で蒔いて、水をあげて、栄養もあげて、大切に育てていく。それではじめて花が咲く。しあわせとはそういうもの。
目次
序章 心の庭をつくりましょう―「今日のベリーグツド」を育てる準備は、こんなことです
第1章 あなたはもっと素敵になれる―一日ひとつでもいいから、小さなしあわせの種を蒔きましょう
第2章 毎日お水をあげて、ときどきは栄養もあげましょう―今日からイキイキできる特別な方法
第3章 あなたはどんな庭をつくりたいですか?―夢見ること、目標を持つこと
第4章 美しい庭のためにできること―頭を使うのではなく、心を使ってみませんか?
第5章 世の中がしあわせの花でいっぱいになるように―つながること、そして一歩踏み出すこと
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
1965年、東京都生まれ。(株)おいしい健康・共同CEO、「くらしのきほん」主宰。文筆家。「COW BOOKS」代表。雑誌『暮らしの手帖』前編集長。18歳で渡米し、アメリカの書店文化に関心をもち、帰国後に書店を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
131
人を嫌ったり、比較したり、争ったり。そんな気持ちが自然と消えていく本。可憐に咲く花になりたい。あの人のような憧れの花に。…決して容易く咲いているのではない。自らを見つめ、考えから得る喜びに気づき、少しずつ新しい芽を出します。…夢はなんですか。大きな蕾をつけることですか。花を咲かせることですか。…花が咲かない植物も美しい。茎や葉も特別な存在です。全てが揃って貴方自身です。植物は手入れをすると元気になります。私たちも同じです。心に水をやり、支えられて生きています。花に想いを詰めることによって笑顔が育まれます。2021/09/11
キナコ
21
改めて『幸せ』とは何かを考えさせられる一冊。お金があったら幸せなのか、何か物を持っている人が幸せなのか…ほっこりとした文章の中に、自分自身を振り替える言葉がたくさんあり、読み終えた後の満足感がすごい。意外と身近に『幸せ』があるんだなぁと実感。今自分の在り方を支えてくれた家族・友人・同僚へ感謝をのべたくなる。2021/12/29
かいてぃ〜
21
松浦弥太郎さんの文章は優しさも厳しさもあるのだけど、変な熱さは無いので、心地良い温度で居られる気がして好き。「種蒔き」は生きていく上で自分にとっても周囲にとっても大事とは思っているが、自分はどこまで意識して種蒔き出来ているのか?といえば…、全然まだまだ。それが出来ているであろう松浦さんは、どれだけ丁寧に日々生きているのだろう………。スピードや効率と同居できるのかが分からないけど、もう少し丁寧に生きることも必要かな?と思った。2019/02/27
橘
19
松浦弥太郎さんの文章はとても落ち着きます。今回も、優しく穏やかな気持ちになりつつも、気持ちがぴしっとしました。成功の反対は、失敗ではなく「何もしない」こと。若干、心を多めに使う。情報=経験。自分の体を使って、実際に見て、感じて、生の本物にふれる。覚えておきたいことが今回もたくさんでした。小川糸さんの解説にかえてのお手紙も素敵でした。2018/10/17
ユンジェ
9
最近、松浦弥太郎さんの本を手に取ることが多くなった。この本もその一冊。弥太郎さんからしあわせの種をいただきました。2023/12/24