岩波文庫<br> 漱石日記

個数:
電子版価格 ¥726
  • 電書あり

岩波文庫
漱石日記

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月19日 20時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003190029
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

漱石は明治三十二,三年から大正五年の死の年まで断続的に日記やメモを書き残しており,それは全集版で八百ページを超す大部のものである.そのうちからここにはイギリス留学の日記,修善寺大患時の日記,明治の終焉時の日記など,漱石の生涯の節目となった時期の日記七篇を収録.行文から人間漱石の内奥の声が響いてくる.

内容説明

漱石は明治三十二、三年から大正五年の死の年まで全集版で800ページを超す大部の日記や断片を残している。ここにはそのうちからイギリス留学中の日記、修善寺大患時の日記など7篇の日記を収録。人間漱石の内奥の声が響いてくる。

目次

ロンドン留学日記
『それから』日記
満韓紀行日記
修善寺大患日記
明治の終焉日記
大正三年家庭日記
大正五年最終日記

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

43
1900年(明33)から14年(大5)までに漱石がつけた日記です。注目したのは書かれた時期と文体でした。00年「ロンドン留学日記」は文語ですが、09年「『それから』日記」は、文語と口語と混じり合っています。完全に口語といえるのは晩年の「家庭日記」ですが、リライトされているのではと思わせるほど文体が異なっています。多くの読者が注目するのは、読み易く、漱石の内面が書かれていると思うからでしょう。その後、文語に戻り、体言止めが多用されます。文語を半ば放棄したのは、『こころ』と通ずるように、大正に入ってからです。2020/01/15

saga

34
【再読】妻・鏡子『漱石の思い出』読了後すぐに読み始めた。本書でいう「ロンドン留学日記」には漱石が神経衰弱で疲弊している様子がなく(本人の日記なのだから当然)、西洋の文明に迎合しない漱石の姿があった。「大正三年家庭日記」に見せる怒れる漱石。しかし、これが神経衰弱のなせる技なのか長文で、そうではない日記は短文での記述というのが面白く感じられる。それにしても、多彩な人々との交流には眼を見張るものがある。2016/07/09

やいっち

25
再読。三度目か。  漱石のかなりの量の日記類から、「ロンドン留学日記 『それから』日記 満韓紀行日記 修善寺大患日記 明治の終焉日記 大正三年家庭日記 大正五年最終日記」に絞って編集。  漱石の文学(住まいや行動先の)地図(主に明治時代の東京)は持っている。本書を読んで、留学時代のロンドン地図があればいいなと感じた。修善寺大患日記は、何度読んでも痛ましい。親のことを思い出したり、いずれは自分もこうなるのかなどと、身につまされる思いで読んだ。ここが初めて読んだ頃との感じ方の違いかもしれない。2018/04/16

fseigojp

22
こんど、これを題材にした漱石最後の恋というのがNHKであるらしい2016/10/29

ikedama99

20
朝に読む本。最近、夏目漱石やそれに関わる文に触れることが多い。それだけに、せまってくる感じがある。日記すべてを取り上げたわけではないが、倫敦での日記、修善寺での日記、家族日記など漱石の特徴のようなものが炸裂しているものもあれば明治の最後に触れる日記もあり、漱石のいろいろな姿を感じ取れる。全集にはすべての日記があるとのこと、読んでみようかと思っている。漢文、英文の部分もある。これらをきちんと読めるともっとよくわかるんだろうな・・と少し悔しい。2021/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/579027
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。