内容説明
生きた証を残したい。信濃、出羽、陸奥、そして蝦夷地へ。日本民俗学の先駆者、菅江真澄は何を求めて旅したのか。孤独な魂の漂泊と、その人生の秘密に迫る、傑作歴史小説。
著者等紹介
中津文彦[ナカツフミヒコ]
1941年岩手県一関市生まれ。学習院大学卒。岩手日報社入社後、報道部、東京支社編集部、校閲部等を経て、1982年『黄金流砂』で江戸川乱歩賞を受賞。1985年『七人の共犯者』で角川小説賞を受賞。盛岡市在住
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