出版社内容情報
高い志を抱き、出版事業に情熱をたぎらせた岩波茂雄。自らを「やくざの木」と呼び、一本の櫟を惜しんで家を建てる位置を変えさせるほどの強烈な個性の持ち主であった。傍らで働いた小林勇(1903-81)が、草創期の岩波書店と店主の姿を瑞々しい筆致で描き出す。日本の出版文化史にとって重要な記録でもある。(解説・大塚信一)
【目次】
内容説明
高い志を抱き、出版事業に情熱をたぎらせた岩波茂雄。自らを「やくざの木」と呼び、一本の櫟を惜しんで家を建てる位置を変えさせるほどの強烈な個性の持ち主であった。傍らで働いた小林勇(1903‐81)が、草創期の岩波書店と店主の姿を瑞々しい筆致で描き出す。出版文化史にとっても貴重な記録である。
目次
大正九年(一九二〇年)
大正十年(一九二一年)
大正十一年(一九二二年)
大正十二年(一九二三年)
大正十三年(一九二四年)
大正十四年(一九二五年)
大正十五年―昭和元年(一九二六年)
昭和二年(一九二七年)
昭和三年(一九二八年)
昭和四年(一九二九年)
昭和五年(一九三〇年)
昭和六年(一九三一年)
昭和七年(一九三二年)
昭和八年(一九三三年)
昭和九年(一九三四年)
昭和十年(一九三五年)
昭和十一年(一九三六年)
昭和十二年(一九三七年)
昭和十三年(一九三八年)
昭和十四年(一九三九年)
昭和十五年(一九四〇年)
昭和十六年(一九四一年)
昭和十七年(一九四二年)
昭和十八年(一九四三年)
昭和十九年(一九四四年)
昭和二十年(一九四五年)
昭和二十一年(一九四六年)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
51
我が読書人生において大きな割合を占めるのが岩波書店が出版する岩波文庫だ。この幅広いジャンルを収める文庫達のおかげで様々な作品に出逢う事ができ、神保町の岩波書店の社屋を見ると自然と拝んでしまう程にお世話になっております。そんな岩波書店の創設者、岩波茂雄氏の信念を貫き、故に頑固だが仁義に篤い生涯を彼の片腕となった小林勇氏の筆致は瑞々しく、蘇らせた。年表も付記されて補足にもどうぞ。岩波書店の初期に出版された夏目漱石の作品集が最初は注目されなかった事や岩波文庫のマークでお馴染みの二つのモチーフの理由なども明かされ2026/03/31




