岩波文庫<br> 永瀬清子詩集

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岩波文庫
永瀬清子詩集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003123119
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0192

出版社内容情報

妻であり母であり農婦であり勤め人であり、それらすべてでありつづけることによって詩人であった永瀬清子(1906-95)。いわば「女の戦場」のただ中で書きつづけた詩人の、勁い生命感あふれる詩と短章。茨木のり子よりずっと早く、戦前から現代詩をリードしてきた〈現代詩の母〉のエッセンス。(対談=谷川俊太郎)

内容説明

妻であり母であり農婦であり勤め人であり、それらすべてでありつづけることによって詩人であった永瀬清子。いわば「女の戦場」のただ中で書きつづけた詩人の勁い生命感あふれる作品群から詩と短章を精選。戦前から女性詩を牽引してきた“現代詩の母”のエッセンス。

目次

『グレンデルの母親』―(歌人房、一九三〇)
『諸国の天女』―(河出書房、一九四〇)
『大いなる樹木』―(桜井書店、一九四七)
『美しい国』―(爐書房、一九四八)
『焔について』―(千代田書院、一九五〇)
『山上の死者』―(日本未来派発行所、一九五四)
『薔薇詩集』―(的場書房、一九五八)
『永瀬清子詩集』―(昭森社、一九六九)
『海は陸へと』―(思潮社、一九七二)
『続 永瀬清子詩集』―(思潮社、一九八二)
『あけがたにくる人よ』―(思潮社、一九八七)
『卑弥呼よ卑弥呼』―(手帖舎、一九九〇)
『諸国の天女』―(河出書房、一九四〇)
『女詩人の手帖』―(日本文教出版、一九五二)
『蝶のめいてい 短章集1』―(思潮社、一九七七)
『流れる髪 短章集2』―(思潮社、一九七七)
『焔に薪を 短章集3』―(思潮社、一九八〇)
『彩りの雲 短章集4』―(思潮社、一九八四)
渦巻の川(永瀬清子)
対談 やさしさを教えてほしい(永瀬清子・谷川俊太郎)
研究ノート(白根直子)
永瀬清子自筆年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

15
永瀬清子は、私が本当に好きな詩人です。東京の文壇からは離れたところで、主婦としての生活を続けながら、読み手の心に深い印象を残す詩を書き続けました。深い優しさと個人を押し潰そうとする社会に対する怒りが、詩の中で両立しているのが特長の一つです。ちまちましたところが少なく、読んでいると心にそよ風が吹き渡っていくような爽やかさを、感じる詩が多いです。この本には永瀬さんの散文も多く含まれており、散文の第一級の書き手だったことも分かります。この本は手元に置いて、これからも繰り返し読みます。2023/12/02

縄文会議

7
昔「踊りの輪」をアンソロジーで読んでとても印象に残っていた。図書館で詩集借りたりしたがやっぱり一冊欲しいなあと思ってこれを買ってみましたが対談や散文も入った充実の内容で満足。少しずつ読んでます。結婚し子を産んで農作業しながら、一貫して鋭い詩を書いている。かっこいい。2024/06/30

遠い日

6
詩作を続けたことこそが、永瀬清子の胆力。土に根ざした労働の続きにあることばたち。血の通ったことばたち。齢を重ねてなお凛と発する佇まいの美しさよ。ただただ打たれました。これを受け止める腑があると言い切れないわたしがもどかしい。2024/02/23

しお

3
かなり良かった。たくさん付箋をつけた。「金星」「私は地球」「プラタナス」「悲しいことは万歳でした」「女波男波」「ほしいもの」が特に良かった。語り手の身近な世界から大地や宇宙が地続きになって広がっていく感じがした。谷川俊太郎との対談も面白かった。読んで良かった。2024/02/04

Fumoh

3
内省的で、自己批判的でもあり、またロマン派の詩人のように華やかに美を綴る詩人。その深い内省は、西洋の理性的な光を放ち、どこか男性的なパワーと哀しみを併せ持っている。2023/12/29

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