岩波文庫<br> 〓外追想

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岩波文庫
〓外追想

  • 宗像 和重【編】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003120149
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

近代日本の傑出した文学者で、西洋文化全般を日本に伝えた先導者、さらに軍医総監・政府高官でもあった森鴎外。その風貌に接した友人、後続の文学者、親族、軍人ら、同時代人の回想五十数篇から、厳しさと共に細やかな愛情を持った巨人のさまざまな素顔が現れる。鴎外文学への格好の道標となる一冊。

内容説明

近代日本の傑出した文学者で、西洋文化全般を日本に伝えた先導者、さらに軍医総監・政府高官でもあった森〓外。その風貌に接した同時代人の回想五十五編から、厳しさと共に細やかな愛情を持った巨人の素顔が現れる。〓外文学への格好の道標となる一冊。

目次

1 うたかた
2 〓外と解剖
3 みなわ集の事など
4 千駄木の先生
5 〓外の名刺
6 「天寵」前後
7 最後の大晦日
8 細い葉蔭への愛情

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
岩波文庫で、漱石、芥川、荷風に続いての文豪への追想で今回は森鴎外です。同時代人の回想などが文学者を中心として50編以上も収められています。現代語になっていてかなり読みやすく感じました。またどちらかというと家族である、小堀杏奴や森類、森茉莉の身近にいた人のエッセイのほうが鴎外がどのような人であったのかが良くわかりました。2022/05/29

佐々陽太朗(K.Tsubota)

60
鷗外の”謦咳に接した”55人の人々の回想。森鷗外の探求者でも、熱心な読者でもない私はそのすべてを読む気はなかった。同時代の文学者が書いた、その人ならではの知られざるエピソードなど拾い読みできればと思っていたのだ。ところがどうだ、55人の回想すべてを読んでしまったではないか。不思議と途中で読み飛ばしてしまうのをためらう気持ちがわいてくるのだ。この気持ちはなんだろう。はたと気づいたのは回想者が鷗外に抱く敬愛の情に軽んずべからざる真摯なものを感ずるからに違いないということ。2022/12/07

mayumi

21
鷗外と親交のあった55人による鷗外の追想。与謝野晶子、坪内逍遥、泉鏡花、永井荷風、芥川龍之介、井伏鱒二等、錚々たる顔ぶれが並ぶ。印象に残ったのは「鷗外の名刺」。市電に乗り合わせた幼児を膝に乗せてあげ、家まで送り届けてあげる鷗外の優しさ。あと、画家の宮芳平とのエピソードも興味深い。「天寵」が読みたくなった。鷗外の末子・類の「散歩」は、亡き父と大人になった類氏が現代の街を散歩する話。彼が子供の頃に鷗外は死去しているが、大人になって、もっと父親と語らいたかったんだろうな、と思わせる。父への思慕が感じられた。2023/12/03

マカロニ マカロン

13
個人の感想です:A-。カバー絵は鷗外と茉莉(平福百穂画)、子ども達からパッパと呼ばれ愛されていた父親鷗外の様子が微笑ましい。本書は鷗外死去直後の多数の追悼文を含め55人の書いた鷗外の素顔。中でも於菟、茉莉、杏奴の書いた父親像は愛情たっぷり。ただ末子類の「散歩」は「(偉大な)父の子に相応しい人物だと、認めて貰える」ようにというプレッシャーが強く感じられる。本郷3丁目から無縁坂を父と『雁』の批評をしながら散歩し、伊豆栄で鰻で一杯という贅沢な聖地巡礼はうらやましい(あくまでも類氏が見た夢の中のことではあるが)2023/01/30

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