出版社内容情報
江戸時代は十七世紀の後半にいたって笑話集がさかんに刊行されるが,その背景には笑話を愛好する町人階層の活発な創作活動,プロの話芸者による口演興業の盛行があった.本書はこの時期に成った笑話集のうちから笑いの純度の高い作品として『当世手打笑』『当世はなしの本』『軽口御前男』など五種を選び詳注を付したものである.
内容説明
江戸時代は17世紀の後半にいたって笑話集がさかんに刊行されるが、その背景には笑話を愛好する町人階層の活発な創作活動、プロの話芸者による口演興業の盛行があった。本書はこの時期に成った笑話集のうちから笑いの純度の高い作品として『当世手打笑』『当世はなしの本』『軽口御前男』など5種を選び詳注を付したものである。
目次
当世手打笑
当世はなしの本
かの子ばなし
軽口御前男
露休置土産
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃん吉
3
元禄期の笑話集。豊富な脚注で読みやすく、類話の紹介や、笑話の流行、話芸者の誕生といった沿革の解説も詳しい。落語の原話との註記があるものもままあり、興味深くありました。笑話を通じ、当時の人々の生活が垣間見れるのも、面白くありました。現代人が読んで可笑しいかというと、洗練されていないように思われるもの、脚注なしでも可笑しさが伝わるもの、脚注で当時の事情等が分かると可笑しいもの、分かっても、あまり可笑しくないものと色々な気がしましたが、総じて、江戸の笑いの感覚と、そんなに違いはない気がしました。 2020/06/02
トミーT
0
元禄時代の軽口(笑話)を書籍化したもの。本棚の奥の奥から引っ張り出し再度読むことに。 元禄期は庶民の間に「書を読む」と言う習慣が広まり、このような笑話を読んで楽しむという、文化的な転換期なのかなと思う。この頃の笑話を読んでいると、現代にも引き継がれている古典落語の元ネタになっている話や、所々に男色に関する話が登場することが興味深い。特に後者についてはサラッと触れられているので気付かないかもしれない。 総じて、今でも通じる笑話があり良かった。詳細な解説文のほか、当時の挿絵などもあり、楽しく読むことができた。2025/11/23
狐狸窟彦兵衛
0
近世笑話集三分冊の上。鹿野武左衛門、米澤彦八、露の五郎兵衛という東西落語の先達の噺も収録。今も使われる小咄が多数あって面白い。2021/11/18
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