出版社内容情報
俳人は自分の句集など出さなくてもいい,というのが蕪村(一七一六―一七八三)の口癖であったが,実はひそかに自選句集を書き進めていた.しかし死によって未刊,しかも一人娘の婚嫁の資として頒布されてしまう.長年にわたり自筆句集を求めていた校注者は,約七割を復原,本文庫にはその一○五五句に「春風馬堤曲」などを加え一本とした.
内容説明
俳人は自分の句集など出さなくてもいいというのが蕪村(1716‐83)の口癖であったが、実はひそかに自選句集を書き進めていた。しかし死によって未刊、しかもひとり娘の婚嫁の資として頒布されてしまう。長年にわたり自筆句集を求めていた校注者は、約7割を復元、本文庫には、その1055句に「春風馬堤曲」など俳詩3篇を加え一本とした。
目次
蕪村句集
蕪村遺稿
蕪村自筆句帳抄
俳詩(春風馬堤曲;澱河歌;北寿老仙をいたむ)
1 ~ 2件/全2件