赤い鳥は館に帰る 有栖川有栖エッセイ集

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赤い鳥は館に帰る 有栖川有栖エッセイ集

  • 著者名:有栖川有栖【著】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2017/01発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062117500

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内容説明

人気作家・有栖川有栖のエッセイ集! デビューから15年人気作家・有栖川有栖が書きためた全エッセイから著者自らが精選した殊玉を収録。ミステリから映画、そして関西までを語りつくすエッセイ集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuki

37
デビュー作の「著者の言葉」からミステリの話、90年代当時の時事ネタ、新聞批評、関西の話と奥様と猫、あと胆石。よほどあちこちに書いたんですかね胆石ネタ。133個摘出って数まで覚えそう。そりゃかっこうのネタだし書くわ。ミステリ話は以前ネットの対談で読んだ「点と線」への愛憎(?)にまた巡りあってフフッとなったり、クアラルンプール取材旅行のくだりを読んで「マレー鉄道の謎」を再読したくなったり。書店員の端くれを経験した身としては書店勤めの話も興味深く。奥様への詫び状にもにやにや。今回も楽しく読ませていただきました。2018/03/29

みっぴー

30
大好きな有栖川さんのエッセイ集です。有栖川さんのミステリー愛が凄い!読みたい本が増える増える(^^;)ミステリー作家さんって、浮世離れしているイメージが強いのですが、有栖川さんは逆に、世間で話題になったニュースに自分の意見や主張をしっかり持っていて、それを堂々と述べていることに驚きました。(しかもかなり辛口!)書店員時代の話からデビューに至るまでの話が個人的に一番興味深く、楽しく読みました。大学を卒業後、専業作家になるまで十二年。大器晩成とはこのこと!有栖川さん、一生ファンでいてもいいですか?2017/08/02

まめ

19
「ミステリ」「時事」「カンサイ」「日々」の4章からなるエッセイ集。日々についてのエッセイが一番興味深かった。「マレー鉄道の謎」のための取材旅行記も良かった。本編にとっても活きていると思いました。2016/11/26

那由多

15
このエッセイはウェブサイトを持たない、有栖川有栖の公式サイトとのこと。ミステリ、時事、カンサイ、日々の四つの項目に分かれている。『幻の完全犯罪』でおちゃらけ、『赤い鳥は館に帰る』で“本格”を“赤い実”と表現する。新聞の紙面批評は、おっとりしたイメージと違い鋭い。お恥ずかしながら知らない事件もあり、検索してみて警察組織に怒りを感じたりもしました。大阪愛やサラリーマン時代のお話も興味をそそられました。愛猫フーの永遠未発表エッセイが、とても気になりました。ご夫婦だけの作品なんですね。2019/08/16

黒猫

10
エッセイ集2冊目。刊行順だとこっちが先かな?今回もマイペースに、ユーモアに仕上げられていて良かった。『◯◯殺人事件』の量の多さには驚き!!思わず笑ってしまうほど!もちろん読んでみたいのもちらほら。書店の話は現書店の私にとって「あるある」と頷いてしまう場面もあった。また『最も安価なパラダイス』での「本が好きやったら楽しく生きていけるね」と《本ほど安価なパラダイスはない。そして、そこに入る門は広い》には激しく同感!!2014/07/27

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