岩波文庫<br> 保元物語

個数:
電子版価格
¥1,353
  • 電子版あり

岩波文庫
保元物語

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年12月05日 19時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003010891
  • NDC分類 913.432
  • Cコード C0193

出版社内容情報

平安末期、鳥羽院の崩御を機に、嫡子崇徳と同母弟後白河との間で王権をめぐる骨肉相食む争いが勃発、両者の確執は摂関家と武家をも巻き込み、国家を分断する一大抗争へと発展した。史上、保元の乱で知られる争乱をえがいた本作は、物語の名のもと、歴史の真実と人間存在の機微を深く見すえる。九十年ぶりの新校訂版。


【目次】

内容説明

平安末期、鳥羽院の崩御を機に、嫡子崇徳と同母弟後白河との間で王権をめぐる骨肉相食む争いが勃発、確執は摂関家と武家をも巻き込み、国家を分断する一大抗争へと発展した。史上、保元の乱で知られる争乱をえがいた本作は、禁忌の事実は秘しながらも、物語の名のもと、歴史の真実と人間存在の機微を深く見すえる。新校注版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

53
天皇家の跡目争いに端を発し、摂関家・武家を二分させ、武家社会の台頭と貴族政治の終焉のきっかけともなった保元の乱。本書はその歴史の転換点を克明に写し取ったノンフィクションである。当時は禁忌とされた醜聞を交えつつも描かれるは、掛け違いによって家族を討ち、辱めを受けない為に自害し、子とも引き離され、首実検として遺体すらも掘り起こされる戦の悲惨さだ。経典を突き返された崇徳院が祟る説話はここからだったのか。一方、源為朝が琉球へ逃げ延びた事実からありえたかもしれない未来を膾炙した「椿説弓張月」が生まれたと思うと熱い。2025/11/16

春風

11
光文社古典新訳文庫で刊行中の曲亭馬琴『椿説弓張月』が10月はお休みで、それにぶつけるように岩波が原作ともいえる『保元物語』を刊行してきたので手に取る。為朝の快刀乱麻を断つが如きの大活躍の連続かと思いきや、そのような保元の乱の戦闘描写は意外と短く、乱後の悲愴極まる戦後処理が印象深い軍記物語であった。戦前戦中戦後の展開の緩急が際立っており、800年前の作品とは思えないほどに文学として楽しめる。なにより、死が身近であったであろう当時の悲愴で無惨な現実を見る思いであった。2025/11/09

アメヲトコ

9
保元の乱の一部始終を描く13世紀の軍記物。子供の頃読んだ少年少女日本の歴史の描写はかなりこの物語をベースにしていて、読んでいて絵が浮かびました。崇徳上皇はかなり気の毒ですが、史実の方がもっと悲惨という。源為朝が主人公格で活躍しますが、左腕が右腕よりも長いゆえの強弓って、左腕の長さを活かして美しいアーチを放っていた田淵幸一さんみたい。2025/11/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22919759
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品