出版社内容情報
夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを1年中、20年間行ってきた名物記者。なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。
【目次】
はじめに――「八月ジャーナリズム」とは何か
第1章 新聞と戦争
第2章 「常夏記者」誕生
第3章 現代史としての「戦争」
第4章 今日の戦争報道
主要参考文献
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- 和書
- 静かな静かな海の底