出版社内容情報
夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを1年中、20年間行ってきた名物記者。なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。
【目次】
はじめに――「八月ジャーナリズム」とは何か
第1章 新聞と戦争
第2章 「常夏記者」誕生
第3章 現代史としての「戦争」
第4章 今日の戦争報道
主要参考文献
内容説明
夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを一年中、20年間行ってきたいわば「常夏記者」。なぜ今も80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。
目次
第1章 新聞と戦争
第2章 「常夏記者」誕生
第3章 現代史としての「戦争」
第4章 今日の戦争報道
著者等紹介
栗原俊雄[クリハラトシオ]
1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学院修士課程修了(日本政治史)。1996年、毎日新聞入社。現在、毎日新聞専門記者(日本近現代史・戦後補償史)。第3回疋田桂一郎賞(2009年)、第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
門哉 彗遙
6
毎日新聞の栗原俊夫記者による「戦争は絶対に起こさせない」という強い気持ちがこもったブックレットだ。著者は「一年中八月ジャーナリズム=常夏記者」と自称している。そう、新聞やテレビは毎年8月になれば戦争に関する報道が多くされるが、報道されるべきものは8月だけでは足らないということだ。戦闘は80年前に終わったけれど、戦争の被害は終わってはいなく「未完の戦争」が続いていて、決して昔の話ではないと述べられている。2025/08/08
和
1
この本は新聞記者である著者が取材されてきたことの要約がまとめられています。一方で、私が本書から得た最も大きな学びは、著者が執筆する姿勢です。半年後に一冊の本を書くために400字詰め原稿用紙300枚必要で、それを達成するために1日2枚強がノルマになることを意識して、毎日の執筆時間をあらかじめ確保しておくというスタイルで進められているようです。仕事の合間に執筆して成果を形にする姿勢を私も目指そうと思いました。2025/08/17