出版社内容情報
虚偽の発信、誹謗中傷、妨害、買収--。今注目を集める公職選挙法は何を定めているのか。どうしたら違反なのか、SNSは使っていいのか?数々の選挙をくぐってきた実務経験者が、複雑怪奇なこの法律を通じて見えてくる日本の選挙と政治のリアルをわかりやすく解説。
内容説明
2024年は江東区長選、東京都知事選、兵庫県知事選で首長や候補者が公職選挙法違反で起訴・刑事告発、デマの発信や他の候補者への投票を呼びかける「二馬力選挙」など、選挙をめぐる事件が相次いだ。実は、公職選挙法の核心部分は大正時代に決められたものだ。インターネットもテレビもなかった100年前のルールで現代の政治家を選ぶことができるのだろうか。メディアも有権者も知らない選挙の世界が見えてくる一冊。
目次
第1章 公職選挙法は何のためにある?
第2章 公職選挙法が政治への「参入障壁」となっている
第3章 みんなが知っておきたい公職選挙法
第4章 地殻変動が起きた二〇二四年選挙
第5章 選挙違反捜査はこう進む
第6章 ネット選挙 岐路に立つ公職選挙法
著者等紹介
井戸まさえ[イドマサエ]
1965年生。ジャーナリスト。東京女子大学大学院博士後期課程修了。松下政経塾9期生。東洋経済新報社勤務を経て、2005年兵庫県議会議員(2期)。2009年衆議院議員(1期)
三村和也[ミムラカズヤ]
1975年生。Smart Solutions合同会社代表、社会起業家。東京大学法学部卒業。1999年経済産業省入省。ICT、エネルギー、防衛政策を担当。南カリフォルニア大学修士(法学)、イエール大学修士(国際経済学)。2009年衆議院議員(1期)。2024年4月より早稲田大学大学院法務研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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