出版社内容情報
災害が多発する日本。被害を受けた後のサポートに女性や高齢者の視点を取り入れることの理解は進んできたが、子どもは保護者と一体とされがち、元気に見えるなど、ケアの死角にもなりやすい。災害が発生したら周囲は、学校は行政は、私たちには何ができるのか。各地で支援に関わる若手研究者二人が事例とともに真摯に語りかける1冊。
内容説明
災害が多発する日本。被害を受けた後のサポートに女性や高齢者の視点を取り入れる必要性は理解されるようになってきたが、子どもは保護者と一体とされがち、元気に見えるなど、ケアの死角にもなりやすい。災害が発生したら周囲は、学校は行政は、そして私たちには何ができるのか。各地で支援に関わる若手研究者二人が事例とともに真摯に語りかける。
目次
第一章 子どもと一緒に被災したら―抱える困難と支援の実践例
第二章 被災時の学校―教職員と教育委員会の困難
第三章 子ども支援を考える皆さんへ―何ができる?どうすればいい?
第四章 子どもを支える―未来へ
著者等紹介
伊藤駿[イトウシュン]
1993年生まれ。京都教育大学教育創生リージョナルセンター機構総合教育臨床センター講師。博士(人間科学)。専門はインクルーシブ教育、災禍の教育学。NPO法人ROJE理事
中丸和[ナカマルナゴミ]
1996年生まれ。大阪大学大学院博士後期課程。日本学術振興会特別研究員。東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター特任研究員。専門は災害と教育、教育学、子ども支援。NPO法人ROJE理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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