出版社内容情報
変化する社会の中で生きていくのに必要な力を付けるための教育改革は、国語教育に何をもたらしたのか? 「PISA型学力」にも合致した基本方針である新たな学習指導要領が「文学観が狭い」「実用性の偏重」と批判されてから数年が経ち、現場はどうなったのか。中学、高校、大学で幅広い実地経験をもつ教育者二人が問題提起。
内容説明
変化する社会の中で生きていくのに必要な力を付けるための教育改革は、国語教育に何をもたらしたのか?「PISA型学力」にも合致した基本方針である新たな学習指導要領が「文学観が狭い」「実用性の偏重」と批判されてから数年が経ち、現場はどうなったのか。中学、高校、大学で幅広い指導経験をもつ二人が国語教育改革のために問題提起。
目次
第1章 「PISA型学力」と国語
第2章 教える側の対応
第3章 「実用文教育」の実践例―大学の教室から
第4章 文学作品の「論理」―高校の教室での実践例
著者等紹介
村上慎一[ムラカミシンイチ]
1960年生まれ、愛知県出身。大府市立中学校、愛知県立岡崎高等学校等で長年にわたり国語を教えた。2021年より名古屋外国語大学教授。修士(教育学)
伊藤氏貴[イトウウジタカ]
1968年生まれ、千葉県出身。明治大学文学部教授、文芸評論家。博士(芸術学)。中学・高校の教壇に立ち、予備校では現代文を教え、模試・教材開発に携わった。中学・高校の教科書編集も経験してきた。2014年に始まった高校生直木賞の企画者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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