出版社内容情報
いじめ加害者は学校に居続け、被害者の側が外に居場所を求めざるを得ない――こうした歪な現状をどう変えていくべきか。ひきこもり・いじめに関わり続ける精神科医と、教育問題にエビデンスから迫る社会学者が、いじめを取り巻く人々の意識データ、スクールカーストの構造等から迫り、被害者優先のケアのあり方を議論する。
内容説明
いじめ加害者は学校に居続け、被害者の側が外に居場所を求めざるを得ない―こうしたいびつな現状をどう変えていくべきか。ひきこもり・いじめに関わり続ける精神科医と、教育問題にエビデンスから迫る社会学者が、いじめを取り巻く人々の意識データ、スクールカーストの構造等から迫り、被害者優先のケアのあり方を議論する。
目次
はじめに―やさしさの落とし穴
第1章 いじめ加害者対応の難しさ―制度のハードルと被害者の「やさしい排除」
第2章 いじめ被害の心的影響と加害者処罰の必要性
第3章 被害者ケア優先のいじめ対応へ
著者等紹介
斎藤環[サイトウタマキ]
精神科医、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン共同代表。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動
内田良[ウチダリョウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門は教育社会学。教員の働き方、部活動、スポーツ事故や組み体操事故、2分の1成人式などの教育問題を広く情報発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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