出版社内容情報
民法改正により二〇二二年度から成人年齢が一八歳となるのに伴い、各自治体主導で行われてきた二〇歳での成人式をどうするかが課題になっている。そもそも成人式は必要なのか。戦後七〇年続いた歴史を振り返るとともに、「成人とは何か」「大人とは何か」を含め多角的に検討、成人式に関わる多くの人々への手引きともなる一冊。
内容説明
民法改正により2022年度から成人年齢が18歳に引き下げられる。これに伴い、各自治体主導で行われてきた20歳での成人式をどうするかが課題になっている。そもそも成人式は必要なのか。「成人」とは何か。「大人」とは何か―。成人式の歴史を振り返りながら、社会におけるその意味と今後の展望を多角的に検討、成人式に関わる多くの人々への手引きともなる一冊。
目次
第1章 「成人式」前史
第2章 成人の日と成人式の始まり(一九四六‐五九)
第3章 成人式の定着と多様化(一九六〇‐八九)
第4章 「荒れる」成人式(一九九〇‐二〇〇八)
第5章 一八歳成人と成人式(二〇〇九‐二〇)
第6章 未来の成人式
著者等紹介
田中治彦[タナカハルヒコ]
1953年生まれ。76年、東京大学教育学部社会教育学科卒業、82年、同大学院教育学研究科社会教育専門課程専攻博士課程単位取得退学、96年博士(教育学、九州大学)。岡山大学教育学部助教授、立教大学文学部教育学科教授などを経て、上智大学総合人間科学部教育学科教授を2019年定年退職。現在、同大学非常勤講師。認定NPO法人開発教育協会理事。専門は青少年教育・市民教育・開発教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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