出版社内容情報
軽微な犯罪から重大事件まで、被害者と加害者が生まれる狭間で、時にバッシングの矢面に立ち、助けもなく放置される「加害者家族」。家族ゆえに連帯責任を問われることも多い。支援団体を設立し10年になる著者が、豊富な実例に基づき、かれらの置かれる苦境やプライバシー問題など、海外との比較を踏まえ、支援の必要性を訴える。
内容説明
軽犯罪から重大事件まで、被害者と加害者が生まれる狭間でバッシングの矢面に立ち、助けもなく放置される「加害者家族」。支援団体を設立し10年以上の経験を有する著者が、豊富な実例にもとづき、危機的状況への介入や集いの場の提供など、支援の必要性を訴える。
目次
1 加害者家族が経験すること(事例から考える支援のあり方;加害者家族の仕事への影響 ほか)
2 加害者家族と刑事司法(加害者家族と冤罪;事情聴取への向き合い方 ほか)
3 加害者家族とメディア(報道被害の実態;微罪報道の曖昧な基準 ほか)
4 加害者家族の現状と支援に向けて(加害者家族支援の誕生と発展;加害者家族支援の国際比較 ほか)
著者等紹介
阿部恭子[アベキョウコ]
1977年生まれ。NPO法人World Open Heart理事長。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。2008年大学院在学中に、犯罪加害者家族を対象とした同支援組織を設立(2011年にNPO法人格取得)。これまで、重大事件から微罪までさまざまな状況にある全国の加害者家族1800件以上への支援経験をもつ。加害者家族の現状と支援への理解を求めるため、講演活動やメディアでの情報発信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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