岩波ブックレット<br> アニマルウェルフェアとは何か―倫理的消費と食の安全

個数:
電子版価格
¥638
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

岩波ブックレット
アニマルウェルフェアとは何か―倫理的消費と食の安全

  • 枝廣 淳子【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 岩波書店(2018/08発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月03日 08時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 72p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709857
  • NDC分類 641.7
  • Cコード C0336

出版社内容情報

「動物たちは、その動物本来の行動をとれる幸福な状態でなければならない」──欧米で畜産動物にも取り入れられているアニマルウェルフェアの考え方と取組みを紹介するとともに、日本の畜産の現状を報告し、対応が急務であることを説く。

内容説明

「動物たちは生まれてから死ぬまで、その動物本来の行動をとることができ、幸福(well‐being)な状態でなければならない」―欧米ではこのアニマルウェルフェアに配慮した畜産動物の飼育が広がっている。それに引きかえ、あまりにも遅れている日本。食の安全のためにも、世界から注目される2020年東京オリンピックの食材調達のためにも、対応は急務だ。消費者も「エシカル消費」で支えよう。

目次

第1章 鶏―採卵鶏とブロイラーの受難
第2章 豚―効率的生産の背後にあるもの
第3章 牛―自然から大きくかけ離れた状態に置かれて
第4章 輸送と屠畜におけるアニマルウェルフェア対応
第5章 世界のアニマルウェルフェアの取り組み
第6章 日本の畜産動物が本来の動物らしい生き方をするために

著者等紹介

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
1962年京都生まれ。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境ジャーナリスト、翻訳家。幸せ経済社会研究所所長。東京都市大学環境学部教授を経て、大学院大学至善館教授。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会街づくり・持続可能性委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokkun1002

15
☝️企業の社会的責任として読む。アニマルウェルフェア/動物たちは生まれてから死ぬまで、その動物本来の行動をとることができ、幸福な状態でなければならない…先進国では畜産において取り入れられつつある考えだが、我が国ではほぼできていない。常に後から後から他国の様子を見て動くのが伝統だけれど、これもまた然り。2019/02/26

友蔵

13
命を頂くという事を、もう一度真剣に考えないといけないのだな。脳無しチキンの発想にはゾッとした。2022/03/15

マイケル

7
本書を読むと、日本の畜産がいかにひどい状況かが分かります。生産性だけが重視された工場と同じで、動物の生き物としての生活環境は完全に犠牲にされています。日本ではこれまでほとんど問題視されてきませんでしたが、「アニマルウェルフェア(AW:動物福祉)」の問題について簡潔にまとめた本書は入門書として貴重だと思います。「疑似肉」導入も結構ですが、先ずは現状を改善すべきだと思います。全ての人が、ベジタリアンやヴィーガンになるとは思えませんので。2019/05/09

Hiroo Shimoda

5
今後、投資家の注目が集まりそうとされるアニマルウェルフェア。確かに鶏や牛の鼻環ケージが自然な姿ではない。ただ、低価格のためなら人権も抑圧されるこの日本でエシカルは普及するのだろうか。2019/02/09

motoryou

4
お恥ずかしながら、アニマルウェルフェアという考え方に始めて触れました。「動物愛護」とはちがう。 知らない、ということは考える選択肢を持たないということなんだなあ、選べないということなんだなあ、と強くて感じます。こういう現実もある、考え方もある、と知るだけで、スーパーやコンビニにある卵や肉がまた違って見てえくるから不思議です。人間にとってのそれも経済的な生産性、効率性を基準にすると自然からどんどん遠ざかりますね。そもそも「自然」は持続してきた仕組みそのものだからもっとも生産的、効率的なんだろうな。そもそも。2019/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13065588
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品